紛れもないハーレクイン。



これほど大きく鮮やかなパターン。


まさにピエロの洋服のような

大胆に自然が描ききった

最高の斑が宿されたブラックオパール。




辿り着けないほどの奥行を感じる黒に

そのまま油性の絵の具を原色のままたらしたように。




人を強く魅す、ブラックオパール。




赤斑の鮮やかな印象が鮮烈で、

一目で一撃されるような強いインパクトを放ちます。




まるで地球の青に生きる生命たちの

活き活きとした輝き。



ひとつひとつの斑がさも生きているかのように、

輝きが揺らめき、躍動感のある美しさを放っています。

ブラックオパールには、様々な遊色のパターンが存在しますが

こちらは最も稀少価値の高い“ハーレクイン”。



ハーレクインとはフランス語で、ピエロという意味です。

ピエロの服の模様に似ていることから、このパターンに名付けられました。



大きなパターンが、くっきりと分かれ

そのどれもが美しく鮮やかな色彩を輝かせています。



オパールにおいて、価値が高いのは

赤の遊色が多くみられるものです。



こちらのブラックオパールは赤の面積が最も大きく

一手に目を引きます。



それに
パープル・グリーン・オレンジの色彩の混じり合い方。



イエローからオレンジ、そしてレッドへのグラデーション。



ネオン感を感じるほどの鮮やかなグリーン。



そして、ベースにはなみなみと宿った鮮やかな青。



たくさんの生命が生き、宿され、ゆっくりと波打つ海のように

それぞれの色を魅せています。




角度によって表情が異なり、思わず

何十とシャッターを切りました。

オパールは1cm形成されるのに500万年かかるといわれており、

人類が現れるよりももっと前から育まれたもの。




その遊色は全てにおいて異なっており、

ひとつひとつがこれまでに地中で生きてきた、

途方もなく長い歴史を物語っています。



このブラックオパールが、今わたしたちに見せている

ハーレクインのパターンと、たっぷりの赤の色彩の

稀少な美しさも、本当に長い時間をかけて奇跡的に生まれたもの。



その神秘に感動すると同時に、

このブラックオパールへの愛おしさを感じずにはいられません。









サイドには透明度の高い上質のトリリアントダイヤモンド。




上質のブラックオパールに付随される王道なデザイン。