とうとう、サファイアがヨーロッパに! フランス中部、オーベルニュに産出するフランスサファイア。
オーベルニュはヨーロッパで歴史的に古い宝石産地で、 中世に流通したサファイアはこのオーベルニュから産出されたものとされています。 サファイアのタイプとしては、火山が噴火し、長い年月をかけて川に流れ、底に蓄積したタイプ。 このパターンの宝石は、大きな結晶が出にくい傾向にありますので0.77ctはたいへん希少な大粒石です。
スリランカやマダガスカル、ビルマのサファイアに比べると控えめで小さな結晶。
モンタナサファイアのような渋みの有る深みの有るミッドナイトカラーは、 心を落ち着かせてくれる不思議な彩りです。
今までに一番大きなサファイアで2ctだったと、ツーソンで紹介してくれた方が写真を見せてくれました。 稀に赤い色のルビーも採れるそうです。
勿論、天然無処理、非加熱石のサファイア。 コーンフラワーやロイヤルブルーという華やかな彩りではございませんが 長い年月を頑張って生きてきたサファイアの存在感はとても大きく、なぜか心が惹かれます。
何とか一番美しいフランスサファイアを持って帰りたい! ということで厳選したピースをご紹介いたします。
現在、商業的規模での採掘は一切行われていないフランスサファイア、 目にする機会も限られますので是非この機会に入手ください。
|